万世
万葉集の「葉」、
これは言の葉の「葉」だとばかり思っていたら、
「時代」という説もあるらしい。
(歌人・佐佐木幸綱は後者を支持しているよう)
江戸時代の国学者・契沖によると、
万の時代(万世)の先までもこの集がつづいてほしい』という願いと祝福を込めた名称(佐佐木幸綱『NHK 100分de名著ブックス 万葉集』)
とのこと。
その願いは叶い、1300年ほど前に生きた人々の言葉を目にする機会に我々は恵まれている。
歴史は何度も繰り返すと言うならば、古の歌人たちから我々は何を学ぶことができるのだろう。
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