不適切

15℃を記録したある日、気温を報告したら「夏」と言われた。
春はいずこ。

日芬両方の感覚で味わう「冬」の嵐の日。
そこで思い出したのは、フィンランドについて書かれた本から学んだこと。

寒いから、雨だからと言ってこどもを外に出さないということはない。
外にいるのに不適切な天気というものはないが(嵐など生存に関わるものは別として)、不適切な服装というものはある。

屋外で冷たい風が頬に触れる瞬間に、それはよくわかる。
心地いい。

物事自体がダメなのではなく、それに向かう装備が不適切ということは、往々にしてある。

それが心がまえなのか、そこに至る準備なのかはそれぞれだけれども、
本当は何が適切でないのか、一度立ち止まって判断してみてもきっと遅くはない。



朱鳥 akamitori

すべてのひとが、心安らかに日々を歩んでいけるように。 神仏のお言葉をお伝えし、曇りを祓っていきます。

0コメント

  • 1000 / 1000